イギリスでまずくない料理を食べる簡単な方法
例えばイギリス滞在中、疲れている時。
空腹でとにかく何でも、いや、まずくない料理ならなんでもいいから食べたい!
出来ればお米がいい!だけどおいしいお店を探すのも面倒!並ぶのもいやだ!
なーんて思うこと、ありますよね。
日本ならコンビニやファストフードに行けば、そこそこ安く・早く・おいしい料理が食べられますが、イギリスではそうはいきません。イギリスですから。イギリスでおいしい料理を食べるのにはコツがあります。それを知らずに適当な店に入ったら最後、後悔しか残りません。
では『とりあえずまずくない料理をイギリスで食べたい』時、どんな店に行けばいいのでしょうか。
今回は成功率100%とは言い切れないまでも、そこそこはずれのないイギリスでまずくはない料理を食べる簡単な方法について書いてみたいと思います。
しかもお値段も、そこそこお安いことが多いです。
イギリスには比較的「はずれ」が少ない店のジャンルがある
私の経験では、中華料理・インド料理・エスニック料理はイギリスでも比較的はずれが少ないです。
そして超田舎でもないかぎり、たいていの街に中華料理かインド料理の店はあります。物価高めのイギリスでの心強い味方、テイクアウェイ(イギリス英語ではテイクアウトではなくテイクアウェイです)のお店も多いです。
(トルコのケバブや香辛料の効いたエスニック料理もおいしい店は多いですが、都会でしか見かけないのと、時々ものすごくどう表現していいのか解らない味に遭遇します)
そしてなにより、中華料理もインド料理もお米が食べられるのです!
乱暴な言い方ですが日本人なら、米さえ食べられればなんとかなるのです!イギリスでは細い米が主流ですが、大丈夫です。日本食ではなければあまり気になりません!
中華料理
中華料理は一皿の量が日本より多い傾向にあります。特に回転テーブルがあるような店では、倍かそれ以上のサイズです。
また、油分が日本のより多めに作られている店が多いので、胃もたれしやすい人は日本でも油の多いメニュー(例えば揚げ物系や焼きそば類)にはご注意を。
中華で優しい味が良い!という方は、炒飯(Fried Rice)や焼きそば(Chow Mein)よりも、飲茶(Yam Cha または Dim Sum)、テイクアウェイなら肉野菜炒め+ご飯(Pork and Vegetable stirfly with Rice)などがおすすめです。
(残念ながら中華粥(Rice porrige または Congee)はテイクアウェイのお店では見たことがありません)
炒め物=stirfly(ステアフライ)は店にもよりますが、ただの肉野菜炒めというより、とろみのついた五目あんかけのような場合が多いです。米はタイ米のような米が多いですが、とろみや汁気のおかげでしっとりして食べやすくなります。メニューには(食材名)+stirflyと書かれているので、自分の好みの組み合わせを見つけてみてください。
都会のお店ではメニューが英語+英語表記の広東語+漢字表記というお店もありますが、田舎ではほぼ英語表記のみです。
ちなみに中華料理店のカレーは日本の給食のカレーに近い感じです。牛肉とオイスターソースを隠し味に使って、片栗粉でとろみづけ、グリーンピースをちらしてある店をよく見かけました。味もなかなか懐かしさを感じる味です。
最初にも書きましたが、イギリスの中華は大抵量が多いです。炒飯と餃子とスープを頼んだら、おそらく一人では食べきりません。
注文の時には
How big is it?(どれくらいの大きさですか?)
Do you think it enough for me?(これで十分だと思う?)
など、量の確認をしたほうがいいと思います。
インド料理
インド料理の場合、主食は米かチャパティか選べる店が多いです。どちらもついているお店もあります。
イギリスではナンのある店は少なく、チャパティという薄いパンが主流です。小麦粉ではなく全粒粉で作られていて、香ばしくておいしいですよ!
店によって色んなメニューがありますし、日本のように唐辛子マーク等で辛さの度合いを表示している店も多いです。
なかでも「チキンティッカマサラ(chicken tikka masala)」はおそらくほとんどの店で看板メニューになっているイギリス発祥のインドカレーです。トマトと生クリーム(またはヨーグルト)で鶏肉を煮てあります。肉はむね肉の場合が多く、あまり辛くない、食べやすいチキンカレーです。
外食が続くと胃もたれしやすい人もいると思います。
そんな時にも食べやすいカレーは、野菜カレー(Vegetable curry)や豆カレー(dal curryダールカレー(ヒヨコ豆)masoor dal curryマスールダールカレー(レンズ豆))などのベジタリアンカレーです。特に豆カレーはあまり辛くなく、子供向けメニューとして紹介しているお店も多いです。豆の形が残っているもの、潰してスープになっているものなどお店によって違いますが、どちらもおいしいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私はイギリスにいる時に空腹の限界まで遊びすぎることがよくあり、空腹による思考能力の低下でレストランの判断を誤って大後悔したことが何度もあります。結果、行きついたのが中華料理とインド料理です。
『とりあえずまずくない料理をイギリスで食べたい』というのは、頻度は違えど、イギリスを訪れた皆さん考えることだと思うので、この記事がお役に立てたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
チェックインしたら、まず確認すること!リスト
ホテルにチェックインしてみたら、ネットの写真や条件となんか違うけど?!みたいなこと、結構ありますよね。(海外の、特に安宿だと結構あるんですよ…)
部屋の不具合に後から気が付いて、夜中にフロントと交渉するのはやはり避けたい事態なので、私はチェックインしてすぐ!荷物を広げる前に!とりあえず部屋の確認をします。
もし問題が見つかった時も、早い時間の方が部屋交換の交渉がしやすいです。
というわけで、ざっとですが、私がホテルにチェックインしたら確認することのリストです!ご参考にどうぞ!
(ドミトリーに泊まられる方は、2.ベッドの確認と6.非常口・非常階段の確認をどうぞ!)
1.ドアと窓の確認
文化財レベルの古い建物に泊まる場合を除き、ドアに鍵がかからない時は、問答無用で部屋変更したほうがいいと思います。むしろ従業員のふりした泥棒からカモだと思われたのかと疑った方がいいです。
低層階で窓が大きく開く時も、泥棒が入りやすいので注意が必要です。
古い建物は鍵がフック式で、心もとない場合もあります。窓がきちんと閉まりきらなかったり、鍵が壊れていたりすることも多いです。
不具合があるけれど、部屋を替えるほどじゃない場合
他の宿が見つからない、疲れてフロントと会話もしたくないなどの場合もあると思います。そういう時は物理的に侵入者が入って来ないよう、対策をとりましょう。
でもドアに鍵がかからない場合は、どうか部屋変更の交渉をしてくださいね!
2.南京虫(Bed bag)の確認
虫が苦手なので本当は確認もしたくないのですが、刺されたら大変なことになるので確認しています。枕元のベッドのシーツを少しはぎ、マットレスに黒や赤の染みがあったらアウトです。絶対に部屋を替えてもらいましょう。
防虫シーツがあれば大丈夫?
防虫シーツで虫を防げると聞いたこともありますが、虫が荷物に入り込んでしまったら自宅に虫を運ぶことになります。虫の痕跡を見つけたら、絶対に!部屋交換をお願いしましょう!
3.空調の確認
エアコンのある部屋ならエアコンが動くかどうか、寒い時期ならヒーターが動くか確認します。
夏が涼しい地域だと、エアコンがなく暖房(セントラルヒーティング)のみのホテルも多いです。
セントラルヒーティングは壁際の鉄板やパイプから熱が出るもので、壁にデジタルコントロールパネルがあるものから、パイプ横にメモリの書いてあるボリュームスイッチがついただけのものまで色々です。
使い方がわからない時は、フロントに聞きましょう。
4.水回りの確認
水、お湯が出るかの確認も大事だと思います。
水道水が飲用できる国でも、建物が古いと茶色い水が出たりします。その場合は水を自分で用意しなければなりません。
古い建物でお湯が出にくい部屋の場合
夜中にボイラーのお湯がなくなり、水しか出なくなることがあるため、早めに入浴するようにしています。
5.アメニティ類、ポット・ドライヤーの確認
予約の時の宿の説明にアメニティやタオルあり、ドライヤー・湯沸しポットありと書いてあるのに部屋にない場合、フロントに伝えて必要な物だけ貰ったり借りたりするシステムだったりします。
説明と違う、部屋に用意されていない…
落ち込まず、フロントに聞いてみましょう。まれに予約サイトに勝手に書かれてると開き直られる場合もありますが、ごねると部屋代が値引きされることもあります。
予約サイトでアメニティやタオルについての表記がない宿
用意されていればラッキーで、ない場合は手持ちの物を使うか、買ってくることになります。
湯沸しポットは部屋に備え付けではなく、ラウンジのコーヒーマシーンのお湯のみ無料で使えることになっている宿も多いようです。
6.非常口・非常階段の確認
人気のないところを歩くのはホテル内でも怖いものですが、非常口、非常階段がどこにあるかの確認だけは、必ずしておきましょう。
特に大きなホテルでは、自分のいるフロアを軽く歩いてみることが大事です。
面倒臭いと思いますが、実際に火事が起こった時に、少しでも自分が迷わず逃げられるように、心の準備だけはしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最初のほうにも書きましたが、なるべくチェックインしてすぐの早い時間の方が、もし問題が見つかっても部屋交換の交渉がしやすいです。
宿なんて寝るだけ!なんて方もいらっしゃると思いますが、そういう方も枕元のチェックと非常階段の確認だけは忘れずに!
私はB&Bや古い建物に泊まるのが好きですし、貧乏旅行が多いのでどちらにしても窓やドアの建てつけが悪いことが多いです。宿が古さをウリにしている場合はそういうものとして割り切り、在室中はドア前にスーツケースを置いたり、窓の鍵に輪ゴムを通して簡単には開かないようにしたりしています。
また、非常階段の位置まで確認するのはちょっと…という方もいらっしゃると思いますが、わたしは海外旅行中に宿泊していた古くて大きなホテルの隣の建物が火事になり、避難したことがあります。
その時のお話はこちら→ホテルの隣が火事!火災報知機が鳴って避難した話
https://mihiro.hatenablog.jp/entry/2019/09/10/182824
最悪の事態になる確率はゼロではないので、それからは必ず大きなホテルでは避難経路の確認をするようにしています。皆さんにもぜひ気を付けてほしいです。
というわけで、私が旅行で宿にチェックインしたら確認することのリストでした!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
ホテルの隣が火事!火災報知機が鳴って避難した話
タイトルまんまの内容ですが、ご参考までにどうぞ!
- 部屋でごろごろしていたら火災警報が聞こえた
- 寝巻は外歩きできるレベルの服を着ていた
- とりあえず逃げる、が、部屋に戻ろうとする
- 非常口・非常階段のことを忘れていた
- 隣の建物から煙が出ていた
- ラウンジでお茶のサービスがあった
- 翌朝は特に何もなくチェックアウト
- それから
部屋でごろごろしていたら火災警報が聞こえた
イギリスの都市部にある、古くて大きなホテルに泊まった時の話です。
夜10時すぎ、部屋のお風呂に入って、寝巻姿でテレビを見ていたら、火災報知器が鳴りました。イギリスは火災だけでなく警報装置の誤作動がとても多いので、また誤報かなー?とのんきに思っていたのですが、警報は鳴りやまない。
そのうち外でざわざわしている気配がしたので、心配になってドアを開けてみると廊下を走っていく人たちの姿が。
あ、マジなやつなの?!
と、そこから急に心臓がドキドキバクバクして、とにかく逃げることに。
寝巻は外歩きできるレベルの服を着ていた
私は寝巻といってもパジャマではなく、外歩きできる程度の服をいつも着るようにしています。ラッキーなことにその夜も長袖Tシャツとスウェットのヨガパンツをはいていたので、カーディガンを羽織り、靴をはき、街歩き用の鞄だけ持って部屋の外へ。
動き出すまでは遅いけど、避難しよう!と思ってからの行動は早かったと思います。この時点で警報が鳴り出してから、軽く3〜4分は経っていたはずです。
とりあえず逃げる、が、部屋に戻ろうとする
警報が鳴っているだけで、館内アナウンスや呼びかけもありません。さっき人が走って行った方へ向かおうとして、途中で部屋の鍵を掛けていなかったことを思い出しました。鍵かけに戻らねば!と来た道を戻ろうとします。馬鹿なことしてますが、この時の私は真剣です。
「あなた何してるの?!」と通りかかりの人に声を掛けられて、はっとしました。
防犯より命のほうが大事だった!
非常口・非常階段のことを忘れていた
非常口のことは事前に一切確認してませんでしたし、その時は何の疑問も持たず、私に声をかけてくれた人の姿を追っていくと非常階段に到着。この非常階段が何故か床の絨毯も手すりのデザインもすばらしく豪華な階段で、ホラー映画か何かにでてきそう!
警報怖い!
でも写真をとりたい!
と危機感があまりないことを考えながら階段を下りて外へ。
隣の建物から煙が出ていた
非常階段から外に出た先は、業務用?の駐車場でした。思ったよりたくさんの人がいて、スーツケースを持っている人もいれば、ガウン一枚の人も。季節は秋なのでちょっと肌寒かったです。私より遅く降りてきた人はほとんどいなかったので、みんなそんな迅速に避難したのかと内心びっくり。
いつの間にか消防車が来ていて、見ると隣の建物(ホテルとは無関係。確かレストランかなにか)の一階から少しだけ煙が出ている。
これ、このままここで一晩放置?と何の説明もないまま30分ほどで、ホテルの人からホテルに戻れるとの案内がでて、皆でぞろぞろとホテルの中へ。
ラウンジでお茶のサービスがあった
なんでも隣の建物で少し煙が出たとかそんな程度済んだとの話をぼーっと聞きました。ぼーっとしていたのはそこまで英語がわからないのもあるし、他のお客さんが落ち着いていたのもあります。
ワゴンでお菓子とお茶やお酒が配られたので、お茶をいただき、私が戻ろうとした時に声をかけてくれた人にお礼を言って、部屋に戻りました。
翌朝は特に何もなくチェックアウト
部屋に戻ったときは眠れるか心配だったのに、疲れていたのかあっさりと爆睡。翌朝は普通に朝食(パンとシリアルとジュースと紅茶)をもらい、普通にチェックアウトしました。特にサービスチケットや何かのプレゼントなどもなし。
聞かなかったからかもしれませんが、火事の顛末も解らずじまいです。
日本式のサービスになれると、こちらが心配になるほど謝罪されたりしますが、結果何もなかったのだから、夜のお茶サービスくらいでちょうどよかったな、と思いました。
それから
それ以来、大きな宿泊施設に泊まる時には、避難経路と非常口は必ず確認するようにしています。一度あることは二度、三度といいますしね。
サービスはいまいちでも、非常口へのルートがすごく解りやすいホテルもあれば、デザイン重視しすぎて非常口が解りにくいホテルがあったり。
大きなホテルでラウンジや朝食会場と自分の部屋以外の場所に行くことってあまりないので、これはこれで楽しんでます。
くだんのホテルには、もし機会があればまた泊まりたいなーと思っています。とても素敵なホテルだったので。ただその日はたまたま安く泊まれたのですが、普段なかなかお高いホテルなので、予算の都合がつけばですが。
と言う訳で、ホテルの隣が火事!火災報知機が鳴って避難した話でした。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
旅行ガイド本だけじゃなく、必ず公式の情報を確認しよう!
海外旅行で『どうしても行きたい場所』がある方は、旅行前にお目当ての場所の公式最新情報を確認しておきましょう。
旅行ガイド本の情報が、最新とは限らないからです。
大後悔している失敗談
今は色んな旅行ガイド本があって、旅のブログも沢山あります。アラフォーの私が海外旅行に初めて行った頃より、ずっとたくさんの情報が簡単に入手できる時代です。便利だけど、それらの簡単に手に入る情報だけで旅行の計画を立てるのは危険だよ、という私が実際に失敗して大後悔した時の話です。
旅行ガイド本の情報を見て計画を立てた
旅行にいく少し前にガイドブックを購入し、旅行計画を立てました。行先はロンドン。本によるとイギリスの国立自然史博物館では、水曜日だけ夜間まで開館時間を延長しているとのこと。ネットで探した旅行ブログなどにも、同じように水曜夜が特別開館日だとの記載がありました。
ロンドンで行きたい場所がたくさんあった私は、これ幸いと博物館は水曜日の夜に行くことに。
バスを乗り継ぎ博物館へ
そしてロンドン旅行中の水曜日。街の景色にわくわくしながらバスを乗り継ぎ、自然史博物館に向かうと、しまってる。
そう!しまってたんです!
そして綺麗にライトアップされた建物の案内板に気が付きました。
『金曜のみ夜9時まで』
特別開館日が違う!!!!
私の帰国日は次の日の朝。飛行機の時間的に博物館に寄るのは無理。というわけで、その旅では自然史博物館に行けませんでした。恐竜の化石!ドードーのはく製!ぎっしりみっちりこれぞ玉石混合の鉱石コーナー!見たかったのに!みたかったのにぃぃぃい!!
(自然史博物館おすすめです。建物も展示もすごいです。とにかく楽しい。トム・クルーズの映画The Mummyでは華麗に壊されてます)
旅行後に、博物館のサイト(英語)を見てみると
その年から、特別開館日が水曜日から金曜日に変更したとの記載がありました。
当時、私が調べた限りでは日本語で正しい開館曜日を記載している本もサイトもありませんでした。なのでたぶん私と同じように、水曜日に博物館の前で泣いた人がいたと思います。
そう、まさしく
『本書のデータは20XX年XX月時点のデータです』
ってやつだったのです。
まとめ
旅先でお目当てだった場所に入れない悲しみは、旅行好きな方ならきっとわかってくださると思います。
この経験から、私はお目当ての場所へ行くときは、必ず公式ホームページやツイッターの情報を確認するようになりました。
皆さんも本当に行きたい場所は、日本語だけで情報収集をするのではなく、必ず公式の情報も確認するようにしてください!
以上、お目当ての施設に行くときは、旅行ガイド本だけじゃなく、必ず公式の情報を確認しよう!でした。
おまけ
ちなみに現在、自然史博物館は毎月最終金曜日にしか夜間開館していません。ですがこの情報も正しいとは限らないので、必ず公式サイトをご確認ください!
Natural History Museumの夜間開館についてのページ
一人旅の荷物、小さく軽くするには?
旅の行先や日程によっても違いますが、おもに海外旅行に行く際に、私が荷物を少なくするためにしていることを書きだしてみました!参考にしていただけたら嬉しいです!
- 服は一泊分(寝巻+外出着)
- 寝間着は外歩きも出来る程度の服
- 現地で服や靴を買う
- 厚手の服はあまり持たない
- 移動日に着る服は重いものを
- お土産は郵送
- 当分着ない服は船便
- ばらまき土産は旅行前に買っておく
- まとめ
服は一泊分(寝巻+外出着)
洗濯、旅行中に買い物することを前提として、基本的に荷物として持つのは寝間着と翌日に着る服だけにしています。
寝間着は外歩きも出来る程度の服
本当に寝間着で外に出るかは別として、洗濯が乾かなかった時や、寒い時などに重ね着としても着られるようなものを持っていきます。長袖Tシャツと細身のスウェットパンツの組み合わせが多いです。
寒い地方に旅行した際に、予報以上に寒くなり、用意してきた服の間に着込むことで寒さをしのげたり、洗濯物が乾かなかった時も外出着に出来ました。
現地で服や靴を買う
お土産ついでに買って旅行中から着る。私の旅の楽しみのひとつです。よく買うのはTシャツやストール類。一枚でぱっと印象が変わるものが買えると嬉しくなります。
厚手の服はあまり持たない
寒い場所に行くときも、なるべく重ね着を基本に考えています。
移動日に着る服は重いものを
特に飛行機を使う時は荷物の重さが問題になるので、手荷物の重さを減らすように気を付けています。
お土産は郵送
衝撃に強いお土産(本、服、お茶)が多い時は、郵送で送ることもあります。国によって違うようですが、2キロ以内なら安くなる国が多いです。帰国の際に『携帯品・別送品申告書』に別送品があったことを記入して、税関に提出する必要があります。
当分着ない服は船便
日本の冬にビーチリゾート旅行、または日本と気候が逆の南半球に旅行した時などに使える手段です。船便は早くても一か月、日本から遠い場所だと2~3か月はかかるので、洗濯してから送ります。やはり帰国の際に『携帯品・別送品申告書』に記入して税関で提出する必要があります。書類を書くのは面倒ですが、荷物の量によっては書類を書く方が楽です!
ばらまき土産は旅行前に買っておく
職場やご近所、親戚へのばらまき土産は、日本で用意してしまいます。先に買っておくことで買い忘れも防げるので一石二鳥。
買うのは通販・輸入品を多く扱うスーパー・カルディ・コストコ・成城石井あたりで探すことが多いです。日本語のシールが剥がせるものなら、まずバレません。
まとめ
どれも一度は「これ、やっておいてよかったなー」と思ったことがあるのですが、外歩きも出来る程度の服をパジャマにすることと、日本でお土産を事前購入しておくのは特におすすめです。
私は親しい人へのお土産は喜んで買いますが、ばら撒き土産の場合に大事なのは「旅に行くためにお休みをとったお礼」なのであって、旅先の楽しさやおいしさは興味ない人には本当に伝わりません。割り切ってスマートに、自分が楽しむために旅をしていいんじゃないかなーと思います。
以上、私がおこなっている『海外旅行で旅行の荷物を小さく、軽くする方法』でした。
大した工夫ではありませんが、みなさんの旅のお役に立てたらうれしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
旅の長距離移動、何を着る?(過去の失敗例から考える)
旅につきものの長距離移動。
『動きやすく、かつリラックスできる服』って実際どんな服ならいいのでしょう?
- 過去ののわたしの旅の服、よく考えたら失敗ばかり
- NG例1:トングサンダル+クロップドパンツ
- NG例2:長袖Tシャツ+厚手のダウンジャケット
- NG例3:長袖ヒートテック+長袖Tシャツ+ダウンベスト
- 結論
過去ののわたしの旅の服、よく考えたら失敗ばかり
昔、適当な格好で旅に出て、多少ですが調子を崩すことがよくありました。多少なので、無理をすればどうにかなるレベル。でもアラフォーの今は体力がなく、そう簡単にはいきません。というかよく考えたら、せっかくの旅行なのに100%の調子で楽しめなかったのは、すごくもったいないことをしたと思うのです。落ちた「多少の調子悪さ」は、確実にのちの行程に響いています。
旅の服はおしゃれより機能性重視です。
悲しいけれど、おしゃれ優先して旅行中に体調崩すよりマシなのです。
というわけで、ここでは過去の私の調子が悪くなった事例から考えられる、旅の長距離移動時に向いている服と旅に向いていない服をご紹介したいと思います。
NG例1:トングサンダル+クロップドパンツ
夏の時期、少しでも楽に涼しくなりたくて、親指を引っ掛けるタイプのトングサンダルと膝下くらいまでの長さのクロップドパンツを履いて海外旅行に。ところが暑かったのは地元を出発する空港行のバスに乗るまで。長距離バスも飛行機内もエアコンの効きが良く、逆に冷えすぎ状態に。素足が出てるだけで、ああも冷えるとは!
腕の露出よりも、足の露出のほうが体が冷える気がしませんか?長距離移動の時は座りっぱなしになるので、ぴったりしたパンツではそりゃあもう盛大にむくむ羽目に。
スカートとか、もしくはスニーカーなら手持ちの靴下を履くこともできたのに、サンダルと丈の短いズボンで靴下を履くのはどうしても格好悪いし、親指部分が独立したトングサンダルだから靴下はいたら指先痛くなるし…と躊躇っているうちに、足の爪が紫色になり、むくみで足がだるく重く。
結局無理矢理靴下履きましたが、体の冷えで初日から鼻水が止まらない旅行になりました。
教訓:ズボンは丈の長い、ゆるめのもの。サンダルは靴下も履けるタイプを選ぼう。
いくら体を緩めたいと思っても、女性のひとり旅での長距離移動は、痴漢避けのためにスカートは避けたほうがいいわけです。履いてもマキシ丈のスカートとか。となると、座っている時に太腿の付け根を締め付けない、ゆるめのズボンをはくしかありません。
そしてどうしてもサンダルが履きたいなら、靴下がはけるタイプのサンダルを選びましょう。靴下は着圧ソックスか、逆に寝るときにも履けるゆるめのあたたか靴下がベストだと思われます。
NG例2:長袖Tシャツ+厚手のダウンジャケット
冬の外の寒さはダウンジャケットでしのぎ、暖房のきいた屋内では長袖Tシャツだけになって、汗をかかないようにしようと思ってのスタイル。
実行してみると、冬の飛行機の中はTシャツだけでは寒すぎて、ダウンジャケットを着ていると今度は暑い。汗が止まらない。しかもダウンの衣擦れの音が、夜の静かな機内ではやけに耳障りで、そんなに頻繁に脱いだり着たり、もぞもぞ出来ない雰囲気。
最終的にダウンを着て、ファスナーを下げて前を広げておくことに。
あったかいを越えて暑くなり汗がだらだら。目的地に到着した時にはぐったり。到着初日は夜遊びの予定を変更して、ホテルで早めに就寝しました。
教訓:冬は、手荷物にカーディガンやストールなどを入れておこう。
寒さ・暑さ対策だけでなく、温度調整が細かくできる格好をしましょう。人間の体は意外と繊細で、洋服で細かな調整をしてあげないと疲れるんですね…
NG例3:長袖ヒートテック+長袖Tシャツ+ダウンベスト
機能より見た目で買ったダウンベストでの夜行バス旅行。NG例2の『長袖Tシャツ+厚手のダウンジャケット』の飛行機移動での失敗を教訓に、インナーに長袖ヒートテックを着用。
今回は完璧!と思ったんですが忘れてました。ヒートテックは体を動かさない時には寒い(暖かくならない)+防風機能はさほどないのです。
結果、窓際席だったため隙間風というか、窓ガラス越しに伝わってくる外気温がとにかく寒い。ブランケット貸し出しのあるバスだったんですが、ブランケット被ってもとてつもない寒さ。
幸い手荷物に小さな使い捨てカイロがあったので両手首・両肘の内側にカイロを貼って寒さをしのぎましたが、とにかく一晩中寒くて睡眠不足でふらふらで旅先に早朝に到着。
旅行中に使う予定のカイロをバスで全部使ったので、旅先の駅中コンビニで定価でカイロを買うことになったのも嫌な出費でした。
ちなみに天気予報をさらりと確認しただけで旅に出ていたのですが、私が確認したのは最高気温くらい。旅先の早朝と夜は地元よりずっと寒く、更にカイロを大袋で買い足す羽目になりました。
教訓:冬はお洒落より防寒。天気予報は気温も確認。ダウンベストは秋に着よう!
予報で大まかな天気を見ただけで「大丈夫だな」と思うのではなく、きちんと旅先の昼と夜の温度も調べて置けば、きっとちゃんとした防寒着を着たはずで、そこまで寒くはなかったはずです。
旅先で「寒くないの?若いってすごいわね!」と言われて曖昧にわらってごまかしましたが、本当は泣きそうでした。
結論
夏は冷房対策、冬は寒さ対策をしっかりと。
体をしめつけないような服を選ぼう。
天気予報は昼夜の気温まで確認し、重ね着を基本に考え、細かく温度調節ができる服装で旅に出よう。
おしゃれより健康第一!
面白味はないけれど、体には優しいです。
楽しい旅は体調管理から!これが基本です!
「結論」と言っても、常識レベルのことしか書いてない気もしますが、旅に出る時は楽しく浮かれていて、ついつい実用性よりおしゃれを優先しがちです。実用性とおしゃれを兼ね備えた格好が出来ればいいけれど、難しい。
ほぼ自業自得というか、考えなしで旅行すると体調を崩したり、貧乏旅行なのに予定外の出費をすることになったりということがわかっていただけたと思います。書き出してみるとひどい失敗ばかりですが、当時はそれなりに頑張って考えて行動してたはず。何考えてた、昔の私。
というわけで、どうかわたしの数々の失敗が、みなさんが旅行に行く際の服装を考えるきっかけになれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
海外旅行、街歩きでの危険な場所の見分けかた
渡航期間は長いものの、行った国の数は少ない私の考えですが、参考にどうぞ!
- 道端にごみがやたら落ちている。
- スプレーの落書きが多い。
- シャッターが閉まったままや、ベニヤで封鎖された建物が多い。
- 「TO LET」「FOR SALE」の看板がかかった建物が多い。(To let=賃貸物件。トイレじゃないです)
- 手入れがあまりされていない、木がうっそうと茂っている公園
- すごく臭い。(ゴミ+酒+屎尿+下水+?)
- 歩いている人がほとんどいない。
- 妙な動きでふらふらしたり、良く解らないことを叫んでる人がいる。(アル中か麻薬中毒者の可能性が高い)
- 建物と建物の間などで隠れて、煙草を吸っている人たちがいる。(喫煙所ではないところで吸ってる場合、大麻などの可能性がある)
- 平日なのに学校に行かず、集団で集まっている子供たちがいる。(ストリートチルドレンや、ギャングの子供もいます。10歳未満の子でも危険です。集団で群がり荷物を盗みにきます。裏で彼らをまとめている大人がいます)
通り一本外れただけで、がらりと雰囲気が変わる場所もあります。
変だな、おかしいな、と思ったら来た道を戻りましょう。
多少遠くなったとしても、雰囲気のいい別の通りを歩くほうが安心です。
どうしてもそういったいやな雰囲気の場所に行かなければならないなら、タクシーを使い、目的地のドア前まで連れて行ってもらいましょう。
目的地の近くではなく、必ずドアの前で降りてください!
タクシー運転手さんがいるうちに、建物の中に入るようにしましょう。
いかがでしたか?海外旅行で初めての街を歩く際、極度に怖がる必要はありませんが、注意しておいて損はありません。野生の勘を最大限発揮して、街歩きを楽しみましょう!